【INFP】会社ではINFJ、恋愛ではENFPのペルソナ

こんにちは、西園寺えるです。

この記事では、休職して１年、やっと素がINFPだと納得した私の社会的ペルソナの話をします。

ペルソナってなあに？

ペルソナとは、ラテン語で「仮面」の意味。
心理学では、社会の関わりの中で求められる役割を果たすために演じる「自己の外的側面」のことです。

ペルソナ自体が悪いわけではないです。
誰しも、ある程度社会に対して演じているもの。

問題なのは、無意識にペルソナを被り続けて、素の自分とペルソナの自分がわからなくなってしまうこと。

そうすると、知らぬ間にストレスが蓄積し、心身の健康に影響が出てしまうかもしれません。

会社でのペルソナはINFJ

先日会社での行動を想定して性格診断をしたところ、
「あなたが被りやすいペルソナはINFJです」と出ました。

INFPの人よりINFJの人に共感するのは特に仕事での悩みの内容のとき。

でも、根はINFPなので、やっぱりINFJのようにはできずにポンコツなんですよね。

だから、INFJさんに憧れがあるのかもしれないです。

恋愛のペルソナはENFP

あと、INFPの恋愛傾向を説明した記事や、恋愛に悩んでいるINFPさんを見ると、元肉食女子としては共感できなかったりします。

私は、内向型っぽい、独立した、博識でおとなしい落ち着いた男性が好み。

だから自分から近づいては、相手が乗ってこなければ深追いはしない。

各コミュニティにそれぞれリアル推しがいて、あわよくばなんかならんかとチャンスを虎視眈々と伺います。
それを、他の女子に目くじら立てられないレベルで、やるのです。

結局1対1コミュニケーションに強いので、すっかり磨かれた、保身もしつつ相手をその気にさせる文章で連絡を取って、2人きりで会って色んな話を聞き親交を深めていく…

私はINFPの中でもNe外向直観が強いタイプなのだと思います。

Ne外向直観が強いから、社交的、積極的に見え、きっと組織の中ではENFPのようにうつっていたと思います。

ENFPらしく振舞うことで、自分の身を守りつつ人との関係を作っていたんですね。

そしてINFPに立ち返る

さて、ある程度恋愛関係が深まったあとは、お得意の自己との対話が始まります。

などをひたすら妄想。

ポイントは「私はそのときどう感じ何を思うか？」にあります。

それでも私は好きと言えるか？と。
自身のFi内的感情とひたすら対話する。

ちなみに、その一環として今まで付き合った人全員のおじいちゃんになった顔を脳内でイメージしました。
全員脳内でつるつるの頭としわしわの顔を想像。
もちろん夫も。

結局Fi内向感情が納得しないならダメだし、Fi内向感情がいけいけ言うならもうそれは好きだし結婚したいのです。

というわけで、Ne外向直観で興味を持ち、Fi内向感情で決断を下しました。

他人軸の恋愛もした

でも初めからFi内向感情で判断できたわけではありません。

恋愛については、

Te外向思考「この人は精神も職業も安定していて結婚にふさわしい」

Fe外向感情「イケメン、高学歴、高身長で、みんなが羨む」

そういう面で付き合い始めた彼とは、1.2年はFi内向感情を懐柔できても、最終的に「なんか違う」と別れることになる。

そういう「なんか違う」を繰り返して、やっと、Si内向感覚が「私ってちゃんと自分がFi内向感情で好き！ってならないと結婚できないのでは？」と言ってきたわけです。

それを検証する上で付き合い始めたのが現夫でした。
その仮説は正しかったようで、いろいろありつつ幸せな結婚生活を送っています。

私はペルソナに騙されずに素のINFPとして、結婚を判断したわけです。

だから、結婚に対して大きな不満がないのかもしれません。

私は当時自分がINFPだとかHSS型HSPだとかも気付いていなかったけど、そうやってよーーく自分と向き合って、恋愛と結婚を成し遂げたのです。

つまり成功体験なのです。

恋愛の成功体験を仕事・人生へ応用

心理機能で仕事・人生を分析

この成功体験をこうして心理機能に分解してみたわけだから、いまの人生の岐路にも当てはめることができるのではなかろうか。

Ne外向直観のアンテナを張り巡らせ…

Te外向思考「内向型がライターで成功するコツ！」
Fe外向感情「フリーランスって憧れ！かっこいい！自由でみんな羨む！」
Se外向感覚「こんな職業が稼げる！」
とか、好き嫌いなく、なるべく広く情報を集める。

それをもとになんやかんやしてみて、
Si内向感覚を蓄積します。

少しやって慣れてくると、Si内向感覚がFi内向感情に聞いてきます。

Si内向感覚「これ、私は本当に好き？」

そのとき、
Fi外向感情「好き！！やりたい！」
と思えば続ければいいし、

Fi内向感情「なんかしんどい。あんまやりたくなかったかも」
と思えば、未練なくすぱっとやめる。

その判断には、自信を持つ！

それが私、及びINFPが人生を生きやすくするコツなのかもしれないですね。

まとめ

つまり、自分なりに熟慮した、経験に基づいた、好きまたは嫌いを信じること。

私が恋愛から得た学びはこれに集約されると思います。

今やっていることが自分にあっているのか、これは正しいことなのか、この環境は向いているのか。
いろいろ悩みが尽きないこともあると思いますが…経験したことは絶対に無駄になりません。

「無駄なことをした」という経験すら無駄ではありません。

そして、この記事にちらっとしか出てこないINFJ的ペルソナは、私にはあってないペルソナだから、思い切って捨ててみました。

まず持ってるものを捨てないと、新しいものは手に入らないですからね。

何かと生きづらいといわれてばかりのINFP。
少しでもこの記事が悩み迷えるあなたのお役に立てたら嬉しいです。

それでは。

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